男たちの晩餐歌

エコロジストの日々の戯言

せんかたなし

なじみのそば屋さんが移転してしまい、しばらく行かなくなって半年以上。
どうしてもそのそばを食いたくなって、やっと重い腰を上げてインターネットで地図を見てみた。

しかし、うちからかなり遠いのである。
たぶん自転車をぶっとばして20分、ぶっとばさないと25分くらいの距離であり、これは結構めんどうだ。
でもそのそばの味が忘れなれない。

仕方なく、自転車をコギコギすること10分、腹が減ってどうしようもなくなり、近くにあった松屋で朝定食360円を喰ってしまった。もういいや。

そのそば屋も格段うまい訳でもなくて、ただひたすら味が濃く、はらにグっとくるだけの三流そばなんである。
チャリンコで20分行く味では決してない。
なぜ急に食いたくなったのか?
それは謎。しかしそれだから商売は成り立っているのであろう。
商売のお手本であるなあ。

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